千葉のガス


千葉は天然ガスの産地

 千葉県の地下には南関東ガス田と呼ばれる広大なガス田が広がっています。千葉県以外にも茨城、東京、神奈川の1都3県にまたがる大きなもので、国内の埋蔵量の9割がこの南関東ガス田に集中しています。採掘はどこでもできるわけではなく、千葉県の東側、九十九里浜に近い場所で採掘がさかんに行われています。九十九里鉄道でも一時期、ガスカーが運行され、この天然ガスを使用していた時期もありました。

九十九里鉄道とガスは直接は関係ありませんが、ここでは沿線にあるものを紹介します。
九十九里町ガス供給所


 九十九里町のガス供給所です。この丸いものは「ガスタンク」と一般的にいわれていますが、正式には「ガスホルダー」というそうです。ここまで天然ガスの話をしてきましたが、ここは天然ガスではなく12Aの都市ガスを扱っているようです。基本的にはロシアなどから輸入したLPGですが、その中に一定の割合で天然ガスも入れているそうです。

 

 

ガスの噴出問題

 ガスや石油の天然資源は地下深く穴を掘るというイメージがあると思いますが、千葉では浅い地下にあり、簡単に採掘するこができます。業者として採掘しているところもありますが、井戸で水を汲むようにガスを採る家庭用井戸ガスもあります。さすがに設置件数は少ないですが。

 下の写真はもうわかると思いますが、地面から自然にガスが噴出しています。写真でも結構な勢いで出ていることがわかると思いますが、動画も用意していますのでご覧ください。


 ちなみににおいはありません。ガスは独特のにおいがありますが、ガス自体にはにおいはなく、漏れたときにわかるようにあえてにおいをつけています。ですのでここにいても何も感じることはありません。大気に直接放出されているので中毒になることもありません。

動画はこちら




 

ガスの噴出で大爆発

 2004年に九十九里町にある「いわし博物館」が大爆発する事故が発生しました。原因は建物内にたまった天然ガスに引火したためといわれています。上記の写真のように知らぬうちにガスが充満してしまう危険性がある地域でもあります。
 このような爆発事故を防止するため、一部の建物では床下に換気扇を設置してガスが充満しないように対策しています。



朝日新聞 2004年7月31日
天然ガス関係のリンク

天然ガスに関係する会社へのリンクです。詳しい説明などもありますので詳細はこちらへ

関東天然瓦斯開発株式会社

大多喜ガス株式会社

日本天然ガス株式会社