公募社長」とは・・・

今では珍しくなくなりつつありますが公募社長とは会社の社長を会社内から選ぶのではなく
外部から募集して選ぶものです。地方ローカル線などで復活をかけて公募する会社があり、
秋田内陸縦貫鉄道、由利高原鉄道、山形鉄道、ひたちなか海浜鉄道、千葉都市モノレール
などで行われています。それぞれの会社で厳しい経営環境をどのように立て直していくのか
それぞれの社長と社員が奮闘しています。



いすみ鉄道では

 2007年に公募社長の募集があり、千葉県で平和交通の社長などをしていた吉田平氏が選ばれ初代公募社長となりました。
 吉田社長は枕木オーナー制度やイベント列車の運行などの企画を打ち出し収入の増加に寄与しました。
 しかし、2009年に千葉県知事選挙に出馬するためいすみ鉄道社長の任を降りました。ちなみに選挙の結果は現知事の森田健作氏の圧勝だったのです。

わかりづらいですが、この写真の手前が枕木オーナーの枕木です。




鳥塚社長誕生へ
 吉田平氏の退任後は中継ぎとして千葉県の副知事が非常勤という形で社長を兼務し、2009年に2回目の社長の公募があり、現社長の鳥塚亮氏が選ばれました。

鳥塚社長の取り組み
 年間1億円を売り上げるのに2億円かかるいすみ鉄道。この地方ローカル線を活性化させるために鳥塚社長はあらゆる取組を行ってきました。






ムーミン列車

既存の車両にアニメのムーミンを取り付けむ「ムーミン列車として運行を開始しました。さらに駅などでもムーミンをあしらって国吉駅をムーミン谷し、さらにムーミンショップを開店させるなどムーミン一色のいすみ鉄道となり、子供から大人まで親しみやすい鉄道になりました。

詳細は車両紹介のページにて



 




直営店・Webショップ

 ムーミングッズや鉄道グッズなどを販売する直営店を大原駅、国吉駅、大多喜駅に展開しています。運輸収入は厳しい状況が続いていますがそれ以外にも関連収入を増やしています。

Webショップはいすみ鉄道ホームページから

 

 



キハ52系

 大糸線で運転していたキハ52系をJR西日本より譲り受け、急行列車として運転を開始しました。これによってさらに鉄道ファンが集まるようになりました。

土休日に急行として2往復運転しています。 時刻表はこちら

 
 
 



養成費用700万円自己負担で運転士を募集

 鉄道ファンの夢といえば運転士になること。しかし、現実は自動車免許のように簡単に取得できず、鉄道会社に入って免許をとらなくてはなりません。
 いすみ鉄道では鉄道では考えられないことですが養成費用700万円を自己負担することを条件に運転士を募集しました。これを実施するために運輸局とだいぶ話し合ってきたようですが、実現することができました。それぞれ鉄道以外の仕事をしていたみなさんですが、無事免許を取っていすみ鉄道で運転士として活躍しています。



レストラン キハ

 近年、地方ローカル線などで増えている車内で豪華料理の出る列車ですが、いすみ鉄道ではキハ28系を使用して車内でイタリアンなどを提供するレストランキハを営業しています。土日に運転されている急行のキハ28をレストラン車両として営業しています。金額は高めですが、地元のシェフが作った豪華料理が振舞われ、毎回満席の好評となっています。





今後は

JR久留里線から導入したキハ30系を修理しています。将来的には本線での運転も計画していますが、ATS等の整備にお金がかかることから、当面は大多喜駅構内での運転体験用車両として整備を進めていきます。

 社長の夢はSLを走らせることだそうです。地元以外の人もみんなでいすみ鉄道を応援していきましょう!